ホッテントリ入り(はてなブックマークの人気カテゴリ「ホットエントリー」に表示されること)を目指して、これまで記事を書いてきた。数えると250本以上。いい大人が何をやっているのか。我ながら呆れてしまう。
連日打席に立ち、読者に勝負を挑んできたつもりだ。最高のスイングで三振をする日も、意図せず場外ホームランとなる日もあった。反響があると、次も次もと辞められなくなる。
そんなぼくが一週間前、衝撃的な経験をした。
2日間で17万PVを叩き出した記事
子供がポケモンの名前を勝手に変え、おもしろかったのでそれを記事にしたらかつてないほどに読まれまくった。
あれよあれよと言う間にブックマークが増えていき、ホッテントリ入り。その後、ソーシャルでの拡散を経て、自然検索で莫大な流入を得た。
5月14日と15日の2日間、棒グラフが突き抜けている。
記事公開1日目は、71,842訪問。
2日目は、126,416訪問。
Googleアナリティックスでこの記事の2日間のPVを見ると169,993だった。
リアルタイムの数値は日中500を下回ることがなく、2日目のお昼時はずっと1,000を超えていた。
こんなに読まれたことは今までなかった。
しかし、ぼくは複雑な心境だった。
ヒットしたのは子供のネタで、ぼくのネタではなかった
必死にネタを考えて250本の勝負をしてきたつもりが、狙ってもいない子供のネタに完敗だった。
おもしろくない人がいくらがんばっても、残念ながらそれなりのヒットしかしないのだ。
ホッテントリ入り後、スマートニュースにも表示され、ギガジンからもリンクを張られ、TwitterやFacebookでも拡散された。またホッテントリ入りしている間は、信じられないような超ビックワードで上位表示がなされた。
ホッテントリから外れると、すぐに順位が下落するのであの枠はやはりとてつもない力を持っているようだ。
それを知っている有象無象のブロガーが、あの手この手でホッテントリ入りを狙ってくる。いい記事を書くだけでは困難な時代に突入しているのかもしれない。
しかし朗報だ。
はてなブックマークは近々大改修がなされるとのこと。中途半端な互助会記事や、業者のスパム行為は通用しなくなるだろう。ぼくの記事も同じように淘汰されるかもしれない。
さいごに
ホッテントリ入りを目指して250記事以上書いてきたが、そろそろまったく違う目的で書こうと思う。
その前に、しあわせのたまごを使ってこの土日で獲得したポケモンをすべて進化させ、レベル上げをしようと思う。真っ赤に腫れた左の乳首を触りながら。