Netflixで映画「ROMA(ローマ)」をみた。
舞台はメキシコ。ある家族の召使いとして働く女性クレオのドラマがモノクロ映像で綴られる。監督がちびっこの頃、雇われていた召使いがモデルになっているらしい。
個人的には、武術の練習シーンが気になった。
百人くらいの生徒が「にじゅはち!にじゅく!さんじゅ!さんじゅいち!」と数えながら棒を振り回している。拙い日本語をこそばゆく思っていたが、ひと段落すると武術の達人が現れる。
「これから妙技を見せる」と目隠し。両手の指を頭の上でクロスさせ、片足立ち。
生徒と観客たちは「???」。
「やってみろ」という達人。しかし、誰もできない。
主人公のクレオ以外は。
そんなわけないだろうと、ぼくもやってみる。すぐにフラフラして足が着いてしまう。結局できなかった。
あと、そもそもの話だが、この作品、メキシコの話なのにタイトルが「ローマ」となっている。なぜだかは最後までわからなかった。
とはいえ、みておいて損はない作品だと思う。Netflixの視聴環境がある方は是非とも視聴してほしい。そして妙技にも挑戦してほしい。
きっとできないから。