2016年9月10日（土）に日本劇場公開となる映画「スーサイド・スクワッド」。アメコミ原作の映画が次々と大ヒットする中、悪役チームが主人公となる異質な作品だ。
刑務所に入れられた悪役が、減刑のためにお仕事する話。任務が任務なだけにチーム名は、「スーサイド・スクワッド（自殺部隊）」と名付けられた。登場するチームメンバーを紹介する。
ハーレイ・クイン
- 本名：ハーリーン・クインゼル博士
- 演者：マーゴット・ロビー
元は犯罪者専門の精神科医。ジョーカーを研究するうちに魅了され、恋に落ちてしまう。そして、悪の道へまっしぐら。ジョーカーからは疎んじられるも、セクシー＆クレイジーなアイドル的存在。
デッドショット
- 本名：フロイド・ロートン
- 演者：ウィル・スミス
百発百中の凄腕スナイパーで、悪党のリーダー格。情けに厚い暗殺者。誰も信用しない冷酷なプロだが、幼い娘のゾーイが唯一の弱点。あと、バットマンとの戦いでは、そのほとんどが失敗している。
ジョーカー
- 本名：不明
- 演者：ジャレッド・レト
「犯罪」を楽しむ、悪の中の悪。バットマンの最大にして最強の宿敵。口が裂けていつも笑っている（ように見える）が、残酷すぎるユーモアはまったく笑えない。むしろ、相手を一瞬で凍りつかせる。
エル・ディアブロ
- 本名：チャト・サンタナ
- 演者：ジェイ・ヘルナンデス
トラウマを抱えたロサンゼルスのギャングの一員。掌から炎を出せるが、超臆病者。一度燃え出したら止められない地獄の火炎。昏睡すると「悪魔が目覚める」というやっかいな設定をもっている。
リック・フラッグ大佐
- 本名：リチャード・フラッグ
- 演者：ジョエル・キナマン
特殊能力は持っていないが、射撃や爆破、ゲリラ戦などの戦闘技術に長けたエリート軍人。高度な銃器の使い手で、格闘術にも優れている。原作では親子、孫と三代に渡って「自殺部隊」に関わる。
キャプテン・ブーメラン
- 本名：ディガー・ハークネス
- 演者：ジェイ・コートニー
殺人ブーメランを使いこなす空気を読まなトラブルメーカー。場を荒らすのが得意な、ズルくてゲスい男。原作では、もともとブーメランのデモンストレーションをする玩具会社の人という設定だった。
カタナ
- 本名：タツ・ヤマシロ
- 演者：福原かれん
妖刀ソウルテイカーで、斬った相手の魂を封じ込める。夫と子供を殺された過去を持つ、日本人の暗殺者。剣術と格闘術を習い、古代の流派において高い次元に達している。チームへは自ら志願して入隊。
エンチャントレス
- 本名：ジューン・ムーン博士
- 演者：カーラ・デルヴィーニュ
邪悪な古代の魔女に取り憑かれた、美しい女戦士。古代の邪悪な力が、探検家によって偶然解放された。物質に命を与え、容姿を変えられ、空中浮遊もできる。人間と魔女の間で揺れる多重人格者。
キラー・クロック
- 本名：ウェイロン・ジョーンズ
- 演者：アドウェール・アキノエ＝アグバエ
突然変異した爬虫類のような固い皮膚。ひび割れてウロコ状の醜い姿に悩んでいる。超人的な怪力、鋭い牙や爪を持ち、銃弾すら跳ね返す。地下の違法プロレスで日銭を稼いでいたが、用心棒として活動。
スリップノット
- 本名：クリストファー・ワイス
- 演者：アダム・ビーチ
キャラクター名は「引き結び」の意味。縄さえあれば、なんでもできる殺人鬼。使っている縄は自らが開発した新素材のもの。ロープを使って壁面をよじ登り、ロープを使って人間の命をも奪う縄の達人。
アマンダ・ウォーラー
- 本名：同上
- 演者：ヴィオラ・デイヴィス
スーサイド・スクワッドを提案した張本人。つらい境遇から自力で這い上がり、秘密工作員として国に奉仕し、その後、A.R.G.U.S.の長官になる。威嚇的で他者に恐怖心を与え、全く情け容赦ない性格。
映画「スーサイド・スクワッド」のメンバーを、独自イラストで紹介する、まとめ
アメコミのキャラ設定は、時代により、漫画家により複数のパターンが存在する。何が正しいのか作品によって違うようだ。本当のところは、実際に映画を観て確認しようと思う。