家族でディズニーランドへ行ってきた。しかし、事前に知っておけばよかったと後悔することが多々あった。混雑の回避方法、アトラクションの楽しみ方、ショーやグリーティングの仕組み、ファストパスやアトラクション交代利用といった裏技、などなど。次回の来園をより充実したものにするために、知っておくと最高に楽しめるであろう方法をまとめておく。
1.株主になり、株主優待券で入場する
お金持ちになって、オリエンタルランドの株を入手する。割当基準日に、100株以上持っていれば、1デーパスポート1枚を入手できる。400株以上で2枚、800株以上で4枚と増えていき、2,400株以上だと12枚になる。家族で行くならそれくらいはほしいところ。1株7,000円前後なので、2,400株だと1,680万円。普通に買ったほうが良いかもしれない。
2.ITS健保を利用して、2,600円で行く
100株以上の株主になるのが難しければ、ITS健保(関東ITソフトウェア健康保険組合)に加入しているIT企業に就職する。2月に募集がある「健歩大会(という名の格安チケット)」に参加すれば、5、6月の土日(2016年は11日間)に格安で行ける。料金は以下のとおり。
- 大人 18歳以上 2,600円(通常料金:7,400円)
- 中人 12~17歳 2,200円(通常料金:6,400円)
- 小人 4~11歳 1,200円(通常料金:4,800円)
ITS健保恐るべし。
3.子供は、4歳になるまで無料で行ける
3歳までは無料、4歳になったその日から有料になる。そこで、3歳も4歳も同じだろうと、偽って入場を試みると悲劇が待ち受けているという。チケット売り場のスタッフは、子供に直接年齢を確認する。4歳になった子供に「3歳です」と言わせるのは酷なことだ。子供のためにも、嘘をつかずに正規の料金を払うべきだろう。
4、ディズニー映画を予習しておく
ディズニー映画の世界観を、そのまま立体化したのがディズニーランド。事前に、作品を鑑賞しておけば、アトラクションを心から楽しめるはず。お目当てのアトラクションがあれば、その映画だけでもチェックしたい。
事前チェックしておきたいディズニー作品リスト
- ピノキオ(1940)
- ダンボ(1941)
- 白雪姫(1950)
- ふしぎの国のアリス(1951)
- シンデレラ(1952)
- スター・ウォーズ(1978)
- トイストーリー(1996)
- モンスターズインク(2002)
- パイレーツ・オブ・カリビアン(2003)
- くまのプーさん(2011)
5.混雑状況を予想サイト【非公式】で把握する
世界にあるディズニーランド・パークの中、東京が最も混雑するらしい。東京以外行ったことがないので噂だが、口コミサイトで確認する限りそのようだ。2016に上海がオープンするが、引き続き、混雑しつづけるだろう。この混雑状況、非公式の混雑予想サイトで確認できる。当日の状況を把握し心の準備をしたいところ。混雑を楽しむくらいの気持ちで臨まなければ、心が折れるかもしれない。
ちなみに、世界のディズニーランド・パークは、カリフォルニア(1955)、フロリダ(1971)、東京(1983)、パリ(1992)、香港(2005)、上海(2016)とのこと。
6.天気予報(千葉県浦安市)を確認する
当日の天候はやはり気になるところ。悪ければ、ポンチョや着替えを用意する。花火は上がらないかもしれないが、雨限定パレードが楽しめるはずだ。雨なんかへっちゃらだという人は、屋外アトラクションが乗り放題かもしれない。気を利かせてキャラクターたちが、グリーティングを頑張るかもしれない。親としては、雨の東京ディズニーランドは素晴らしい!と、残念がる子供を励ますしかない。
7.「東京駅での乗り換え」は、有楽町駅を利用する
在来線から京葉線へ乗り換えようとすると、びっくりするほど歩かされる。別の駅かと思うほど離れている。その乗り換えにJR公認の「有楽町駅から乗り換える」という裏ルートがあるという。もっとも、有楽町駅の改札で駅員さんに証明チケットを発行してもらう、屋外を歩くため雨天の場合は濡れる、などのデメリットもあるので、状況をみて判断する必要がある。なお、こちらは山手線を利用し、品川方面から有楽町駅を通過するケースにおいてのみ有効な裏技。東京駅にいる人が、わざわざ有楽町駅へ移動してその「裏ルート」をたどる必要はない。単なる遠回りとなるので誤解なきよう。ぼくは、最初すごく誤解していた。
8.開演時間前からなんて、並ばない
東京ディズニーランドをがっつり楽しむ派にとっては、開演前に訪れるのが常識だという。たしかに、Googleの混雑状況をみると、朝一番の混雑はピーク時の半分ほど。しかし、一日中いるつもりなら、そこまで慌てることはないのかもしれない。ディズニーランドは逃げない、余裕を持って楽しみたいところ。
Googleによる土曜日の混雑状況グラフ
9.誕生日月であれば、お祝いしてもらえる
誕生日月であれば、それっぽいシールをもらえる。名前を書いて、胸に貼っておくとキャストやキャラクターにお祝いしてもらえるようだ。「アリスのティーパーティー」など、一部のアトラクションでは、乗車中に「◯◯くん、お誕生日おめでとう!」とアナウンスされていた。キャラクターとの記念撮影でも、誕生日のゲストは、有利だと思われる。もっとも、3,500円(税込)を払って入手できる「バースデーグッズ」のお誕生日メダルのインパクトは相当なものらしい。キャラクターが見つけて、近寄ってくるという説がある。本当かどうか分からないが、機会があれば試してみたい。
【公式】「バースデーグッズ」の楽しみ方 | Happiest Birthday!
10.4歳児はベビーカー必須、1,000円でレンタルも可
4歳児でも、ベビーカーは必須だと思う。限りなく広い園内を、朝から晩まで歩くのはとても無理だ。一日中抱っこすると腰が痛くなる。抱っこしなくても腰痛で二度ほど歩けなくなった。もし、持ってこなかった場合も、園内でレンタルできる。入口入って右側の窓口に行けば、1,000円で1日中借りられる。
【公式】ベビーカー&車イス・レンタル | 東京ディズニーランド
11.買い物は午前中に終わらせて、ロッカーを利用
おみやげを買う必要がある人は、夕方・夜を避け、お店が空いている午前中・お昼に購入するのが通(ツウ)らしい。また、園内の移動は軽装が好ましく、余計な荷物はロッカーに預けてしまえと本に書いてあった。また、おみやげを買い忘れた場合は、帰りにパーク外の「ボン・ヴォヤージュ」でも購入できる。もっとも、そんなに荷物は持って行かないし、おみやげも買うつもりはないので、ぼくはロッカーを利用するつもりはないが。
12.抽選型ショーはスマホアプリでエントリー
東京ディズニーランドのショーは、それだけでも価値があると思う。しっかりと楽しめれば、入園料は決して高くないと思う。ただし、「ワンマンズ・ドリームⅡ - ザ・マジック・リブズ・オン」や、「ワンス・アポン・ア・タイム」といったショーを鑑賞するには、抽選が必要となる。かつては、指定の抽選会場へ赴く必要があったが、現在は、公式アプリを利用し、その場でチェックできる。チケットのQRコードを読み取り、その場で当落が判明。ただ、実際にチケット会場へ行くと、当選し歓喜する若者や、がっかりと肩を落とす人々の人間模様が楽しめるので、それもまた趣がある。
13.「ファストパス」を利用、次取れるのは2時間後
簡単にいうとアトラクションをそんなに並ばずに楽しめる、魔法の予約チケット。アトラクションの入り口付近で、発券機にパークチケットのQRコードを読み取らせ、「ファストパス・チケット」を入手。チケットには指定時間が明記されているので、その時間内に戻ってくると、いつもより少ない待ち時間でアトラクションを楽しめる。なお、一度入手すると、2時間は入手できないので注意が必要。通(ツウ)は、ファストパスを如何に計画的に利用するか戦略を練るらしいが、そこまで頑張るつもりはない。ひとつかふたつ乗れたら御の字。
ファストパス対象のアトラクション
- ビッグサンダー・マウンテン
- スプラッシュ・マウンテン
- プーさんのハニーハント
- ホーンデットマンション
- スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー
- スペース・マウンテン
- バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
- モンスターズ・インク"ライド&ゴーシーク!"
14.「アトラクション交代利用」という技を理解する
小さなお子さまづれの同伴者でも思いきりアトラクションを楽しんでいただけるように、身長制限や年齢制限等、アトラクション利用基準に満たない方をお連れの場合、同伴者(保護者)が2名以上いれば交代でご利用いただける、アトラクション交代利用というサービスを実施しております。
例えば、「父・母・長男・次男・三男」の5人家族。三男はまだ幼く、乗れないアトラクションがある。でも、みんな乗りたい。そんな時は、入り口でキャストに「アトラクション交代利用」する旨告げる。「母・長男」が楽しみ、出口ですぐに「父・次男」に交代できる(もちろん、組み合わせはどっちでもいい)。三男の機嫌を損ねずに楽しめるかがポイントだが、クリアできれば素敵な制度だ。もっとも、アトラクションによっては利用方法が異なる場合があるため、キャストに確認が必要だ。実際の利用者のブログも参考に。
15.スプラッシュ・マウンテンを「シングルライダー」で楽しむ
スプラッシュ・マウンテンにどうしても乗りたい、ひとりでも乗りたい、そんなわがままな人は、シングルライダーを利用すればいい。入り口で「シングルライダー」である旨を告げると、ファストパス同様に、比較的スムーズに乗車できる。ただ、みんなで楽しんでこその、東京ディズニーランドだとも思う。ご利用は計画的に。
16.妊娠中なら「ゲストアシスタントカード」を利用する
妊娠中の場合、キャストにその旨を伝えると、本人と同伴の全員のパークチケットにスタンプが押印される。アトラクションなどの待ち時間のあいだ、列の中ではなく別の場所で待機することが可能。指定の時間に再度訪れるとスムーズにアトラクションを楽しむことが可能。このカードに、待ち時間を短縮する機能はなく、通常よりも待ち時間がかかる場合がある。来園1か月前より予約可能。
17.「プライオリティ・シーティング」で食事を予約する
昼食のために1時間並んでしまった。座席の確保も容易ではなかった。そんな思いをしたくなければ、予約時間に席が空くと優先的に案内してもらえるプライオリティ・シーティングを利用する。対象レストランは限られるが、1ヶ月前から予約可能。本気で祝いたい記念日や、お金に余裕がある時に使いたい。たぶん、利用しない。
東京ディズニーリゾート総合予約センター 0570-05-1118 (9時〜18時)
対象レストラン
18.パレードの席確保用に敷物を用意、待ち時間にランチ
昼前から敷物を広げて、場所取りをしている人たちがいた。昼のパレード「ジュビレーション!」をベストポジションで観ようとしていた模様。次回来援の際は、100円ショップで敷物を購入しておくつもり。昼食にプライオリティ・シーリングを利用しないのであれば、敷物の上で食事をとる。きっと、時間を有効に活用できるだろう。もっとも、昼食のずっとずっと前に食事を購入する必要がある。時間配分を間違えてはいけない。なお、夜のパレード「エレクトリカル・パレード ドリームライツ」も場所取りが可能。
19.お気に入りのバケットで、割高なポップコーンを楽しむ
東京ディズニーランドには、様々な味のポップコーンがある。キャラメル味、ソルト味、ハニー味、ミルクチョコレート味、カレー味、しょうゆバター味、など。コンプリートするのも楽しめそう。ただし、ポップコーンバケットは2,000円強。リフィル(詰め替え)は520円。バカ高い。妻は、「家で作れば30円なのにね」と言っていた。夢の国なので、仕方ない。
20.アトラクションの待ち時間は、公式サイトでチェック
公式サイトで、正確な待ち時間を調べることができる。状況に応じてユーザーは移動するため、待ち時間は刻々と変化する。20分待ちだと思って移動して、現地で確認すると60分待ちになってしまった。移動に時間がかかったためだが、子供がいるとあまり無理もできない。アトラクションに乗るのが目的ではなく、東京ディズニーランドを家族で楽しむのが目的だと、忘れてはならない。
21.「アリスのティーパーティー」には二度と乗らない
どうして、子供はティーカップが好きなのだろうか。三半規管が弱いぼくにとっては、苦痛以外の何物でもない。ハンドルを思いっきり回せば、ぐるぐるぐるぐる回る。気持ち悪くなる。思い出を残そうとムービー撮影を試みるぼくを横目に、子供たちはハンドルを回し続ける。そのへんでやめろ!というのに喜々として回し続ける。乗車時間1分30秒。終了とともに、トイレに駆け込んだ。その後も不調が続き、しばらくアトラクションには乗れなかった。車酔いする人は、要注意。気をつけたほうがいい。ぼくに限って言えば、「アリスのティーパーティー」にはもう二度と乗らない。
22.「イッツ・ア・スモールワールド」をつくったメアリー・ブレアを知る
船に乗って、世界を旅する。子供たちが「世界はひとつ」と歌い、踊る世界。正直言うとちょっと不気味。この世界を創ったのはメアリー・ブレア。「ウォルトが信じた、ひとりの女性」と評される、初期ディズニー作品のコンセプトワークに尽力したアーティスト。以前、彼女の作品展示会に行ったとき、作品の数と質に圧倒された。彼女の作品を「狂っている」と評するブログ記事もあったが、ぼくもそれに近い感想だった。ディズニーを作った女性の渾身の世界を楽しめる「イッツ・ア・スモールワールド」は、実は最もディズニーらしいアトラクションなのかもしれない。
23.スティッチとの会話に勝つために、会話力を鍛える
客いじりのアトラクションで、メチャクチャいじられた。「あれ? きみ、どこかで会ったことあるよね? あ! 思いだした、刑務所で一緒だったんだ! 名前は?」「ホビヲです」「あ、そうだ、ホビヲ! 鼻からクレヨン出して捕まったホビヲだ!」席に着くなり、スティッチにこんなことを言われて、160人ほどの観客の前で、辱めを受けた。この屈辱、如何ともし難い。「ホビヲ、友達!」と言いながら、さんざん笑いものにした化物め!許さん!と、終了後、スティッチの弱点を調べる。
違法な遺伝子実験によって創りだした、エイリアンの試作品。青い体に自分の体重の3000倍のものを持ち上げられる怪力、銃弾と炎への耐性、暗視能力などを持ち、あらゆる武術に長けている。地球の言語は片言でしか喋らないが、理解力はあり、知能レベルはスーパーコンピューター並に高い。身体を構成する成分密度は鋼鉄と同じ。六本脚で頭と背中に触角を持つ。食嗜好は雑食性で、ゴミや金属、虫なども噛み砕いて食べることができる。カフェイン含有物を摂取すると、凶暴化する。
Wikipediaより
マジモンの化物だ。勝てる気がしない。次回、またいじられる可能性は低いと思うが、対処法は考えておきたい。
【公式】スティッチ・エンカウンター | 東京ディズニーランド
24.暗闇系のアトラクションで、子供を不安にさせない
夢の国なのに、けっこう怖いアトラクションがある。大人は楽しいと思っても、子供にとっては恐怖体験となるようだ。待ち時間が短いという理由だけで選んだ「カリブの海賊」。子供たちは恐怖で絶叫、号泣し、周囲からかなりの注目を浴びてしまった。軽くトラウマになっている様子。「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」も「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」も想像以上に怖い。できれば、明るく、楽しいアトラクションを選びたい。というか、もう遅い。
25.「グランドサーキット・レースウェイ」のキャストに会いに行く
およそ東京ディズニーランドの世界観にそぐわないブリヂストンのロゴ。サーキットでは、お兄さんやお姉さんが元気よく「レディーゴー!」と叫び、ポーズをキメている。その姿は、見る者を魅了する。汗にまみれた迸る情熱が、車好きの子供たちの心を鷲掴みにする。しかし、この楽しみが味わえるのは、2017年1月まで。その後は、アトラクションがなくなるという。後には、美女と野獣のお城ができるらしい。彼ら、彼女たちの勇姿を拝めるのもあとわずか。最後に、もう一度観ておきたい。
26.ミニーの家ではなく、ミッキーの家に行く
ミニーの家は比較的空いている。ミニーはお出かけしていて留守。主人のいない家に侵入し、リビングや台所で私生活を覗き見る。あまり気持ちのいいアトラクションではない。ミニーに申し訳なくも思う。一方、ミッキーの家では、一緒に写真撮影ができるらしい。次は、必ずミッキーの家に行こうと思う。
27.「グリーティング」で、キャラクターと写真撮影
アトラクションに行列するよりも、キャラクターと一緒に写真撮影を行ったほうが思い出になるかもしれない。どこでキャラクターに会えるのかを事前にチェックしよう。写真撮影のルールも公式サイトに掲載されている。
【公式】ディズニーキャラクターと会う前に | 東京ディズニーリゾート
28.紙とペンを用意して、キャラクターにサインをもらう
お願いすれば、キャラクターにサインをもらえる。サイン帳とサインペンを用意するのが吉。一日で、どれだけサインをもらえるのかを検証した方がいらっしゃるので参考にしよう。
29.キャストとの会話をもっと楽しむ
東京ディズニーランドの従業員は、バイトではなく「キャスト」と呼ばれる。来園者は「ゲスト」。夢の国を舞台に、両者がショーを創りあげるというコンセプトだという。たしかに、キャストの接客レベルは高く、安心して声をかけられる。子供が話しかけても親しみやすく、友達のように接してくれる。アトラクションもショーも楽しいが、キャストとのコミュニケーションを思い出になり得ると思う。仕事のじゃまにならない程度に。
30.「隠れミッキー」を子供と一緒に探す
東京ディズニーランドには、園内のあちこちにミッキーが隠れているという。知ってか知らずか、「お父さん、ここにミッキーがいるよ!」と子供。「たしかに!」と会話も弾む。しかし、「ここにも!」「いや、それは壁のシミだよ」そんな会話が繰り広げられる。子供にカメラを持たせておけば、ミッキーっぽい何かを撮影して一人驚いていたりする。その姿を見ているだけでもなかなかに楽しめる。
31.ちびっこカメラマンの「ピンぼけ写真」を楽しむ
自分で撮った写真は、思い出深いはずだ。しかし、夜の撮影は難しい。「エレクトリカル・パレード ドリームライツ」を必死に撮影する子供。いい絵が撮れているといいな、と思ってちびっこカメラマンを応援していた。帰ってみて驚いた。そのすべてがピンぼけ。それなら、肉眼で観て、楽しんで欲しかった。次回は撮影技術を磨いて、再チャレンジしてほしい。
※山車の順序:オープニング → ふしぎの国のアリス → 白雪姫 → モンスターズ・インク → トイ・ストーリー2 → ファインディング・ニモ → 美女と野獣 → ピートとドラゴン → シンデレラ → スワン → イッツ・ア・スモールワールド → クロージング
32.9時までに始まる「ワンス・アポン・ア・タイム」を楽しむ
夜、そろそろ帰ろうかというタイミング。シンデレラ城の前には黒山の人だかり。プロジェクションマッピングのイベント「ワンス・アポン・ア・タイム」が開催される模様。抽選に外れた人は、ポジションを確保し、シンデレラ城を見つめている。一日中歩きまわった、ホビヲ家のメンバーは疲労困憊。もう寝る時間だ。イベントが終わる頃には大混雑が予想される。今回は諦めようと、退園を決意。駅へ向かう途中、歓声が聞こえ、花火が上がる。残念そうな子供の顔が悔やまれる。次回は、抽選を当てよう、外れても必ず観よう、と思った。
【公式】ワンス・アポン・ア・タイム | 東京ディズニーランド
33.出来なかったことは、次回の楽しみにとっておく
あれもこれも乗りたい、それも観たい。一日ですべてを楽しみつくすことは出来ない。乗れなかったアトラクション、会えなかったキャラクター、観れなかったショーもある。ウォルト・ディズニーは言った。「このパークはいつまでも未完成なんだ。映画は一度できてしまうと手直しもきかないが、このパークだけは毎年新しくなって、成長していく」と。進化する東京ディズニーランドは、毎回訪れるたびに新たな驚きがあり、感動があるはずだ。今日できなかったことは、次回の楽しみにとっておこう。
混雑する東京ディズニーランド、家族で最高に楽しむ33の方法、まとめ
備忘録として書き始めたつもりが、かなり長くなってしまった。先日行ったばかりなのに、また行きたくなってしまった。かつては、「信じれば夢は必ず叶う」というメッセージに違和感を覚え、「こんな戯言なんてくそくらえ!」と思っていたのに、年をとって丸くなってしまったのだろうか。まぁいいや。また近いうちに行ってみたい。